メルセデス・ベンツ日本、6月から平均2%値上げへ…研究開発コスト増を転嫁

自動車 ビジネス 企業動向
メルセデス・ベンツ日本 年頭記者懇談会
メルセデス・ベンツ日本 年頭記者懇談会 全 3 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は1月25日、都内で会見し、6月から希望小売価格を平均2%値上げする方針を明らかにした。

上野社長は「新技術、新素材の研究開発コストが車に跳ね返ってくるというのが実状」と値上げの背景を説明した。というのも「ヨーロッパなどは毎年、定期的に値上げを行っている中で、日本では一昨年前までずっとフラットな状態で、企業努力で頑張ってきたが、その枠を超えざるを得ない」からだ。

また上野社長は「当然のことながら値上げの影響はあると考えている」としながらも、「値上げに値するブランドバリューおよび商品バリューの提供や、(残価設定型ローンで月々の支払額を抑えた)月額訴求を行うことによって、(影響を)最小限にとどめたい」と述べた。具体的な価格改定に関しては「5月末に改めて発表する」としている。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る