メルセデス・ベンツ日本社長、小型車に可能性「スマートが柱になっていく」

自動車 ニューモデル 新型車
スマート フォーフォー
スマート フォーフォー 全 6 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は1月25日、都内で会見し、スマートブランドに関して「待望の4人乗り『スマート フォーフォー』が発売となった。今後の私どもの商品のひとつの柱になっていく」と期待を寄せた。

上野社長は「スマートは歴史的に最高に販売した年でも数千台という規模にとどまってしまっていた」と指摘。その理由として「(スマートは)2人乗りが本来のコンセプトとして受け入れられるべきというのがあったが、日本の場合はやはり2人乗りは若干厳しい」と説明。

その上で「今回、待望の4人乗りの発売ができたことで、お客様の若返りという部分でスマートという車両を使って積極的に展開していきたい」と述べた。

というのもメルセデスベンツブランドが2015年まで3年連続して過去最高の販売台数を更新した背景として「小型車両の販売が台数に大変寄与し、小型車のポテンシャルがまだまだメルセデスベンツにとっても可能性がある」からだ。

このためメルセデスベンツブランドの販売数を増やす上でも「スマートは重要な、カギとなる車両になっていく」と上野社長は強調する。

そこで「リアエンジン、リアドライブという、とてもドライビングフィールがユニークな車も出すことによって、より体験型、より乗って頂く機会を増やして(スマートブランドの)販促を進めていきたい」としている。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る