ホンダ岩村副社長「アメリカは非常に良い新車モデルサイクルに」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ 岩村哲夫 副社長
ホンダ 岩村哲夫 副社長 全 6 枚 拡大写真

ホンダの岩村哲夫副社長は1月29日に都内にある本社で開いた決算会見で、主力の米国市場での2016年の販売見通しについて「非常に良い新車モデルサイクルにかかってくる。170万台にできるだけ近づけたい」と述べた。

岩村副社長は「アメリカでは新型『シビック』がカー・オブ・ザ・イヤーを取得した。昨年5月以降、『パイロット』、『HR-V』と投入し、極めて好調な販売を進めている。またインセンティブについても業界の中で最低レベルを維持している。ニューモデルについてはほとんどゼロという状況で、かなり少ない金額でのインセンティブを継続している」と足元で好調な販売が続いていることを強調した。

さらに「総市場は昨年1747万台で、今年についてもほぼ同等の1750万台であろうという見通しをたてている。そういう中でホンダとしては引き続きニューモデルを投入する」と明かした。

具体的には「シビックは今年の初めに2ドアクーペ、半ば以降に5ドアも追加されるということもあって、販売を押し上げる。それに加えて『オデッセイ』、ボリュームセラーである『CR-V』のフルモデルチェンジ、年末にかけて『リッジライン』ということで、非常に良い新車モデルサイクルにかかってくる」と説明した上で、「170万台にできるだけ近づけるような台数を16年はやっていきたいと考えている」と述べた。

ホンダの15年の米国での販売実績は前年比3%増の158万6551台だったことから、7%程度の伸びをみこむことになる。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る