事故の被害者を介抱していた男性、別のクルマにひき逃げされ死亡

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28日午前3時30分ごろ、茨城県鹿嶋市内の県道で、バイクとの衝突事故を起こし、負傷した運転者の介抱をしていた男性に対し、進行してきたクルマが衝突する事故が起きた。男性は別のクルマにもはねられ死亡。最初にはねたクルマは逃走したが、警察は後に46歳の男を逮捕している。

茨城県警・鹿嶋署によると、現場は鹿嶋市和付近で片側1車線の直線区間。鉾田市内に在住する55歳の男性が運転する軽乗用車は道路右側のコンビニエンスストア駐車場へ入ろうと右折した際、対向車線を直進してきたバイクの進路を塞ぐ状態となり、そのまま衝突した。

この事故でバイクの運転者が骨折などの重傷。男性は負傷したバイク運転者を路上で介抱していたところ、進行してきた軽ワゴン車が衝突。対向車にもはねられた男性は全身を強打し、近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡している。

最初にはねた軽ワゴン車は逃走したことから、警察では死亡ひき逃げ事件としても捜査を開始。防犯カメラ映像などから車種を特定し、神栖市内に在住する46歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

聴取に対して男は容疑への関与を大筋で認めており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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