神戸市、大規模水素サプライチェーンを構築へ…海外の未利用エネルギー輸入

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神戸市で水素サプライチェーンを構築
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神戸市は、川崎重工業、岩谷産業、電源開発とともに水素サプライチェーンを構築する実証事業を推進すると発表した。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けて実証事業を連携して推進していく。

水素サプライチェーン実証事業は、クリーンな水素エネルギーを安定的に供給するため、海外の未利用エネルギーを利用して製造・貯蔵した液化水素を海上輸送し、日本国内で荷揚げして輸送・利用する。海外でも例のない大規模な水素エネルギーサプライチェーン構築を目指すための技術実証プロジェクトとなる。

今回、神戸市は、水素サプライチェーンを構成する技術のうち、「液化水素輸送技術」と「液化水素の荷役技術の開発」を中心となって担当する川崎重工との間で、神戸空港北東部で連携して実証事業を推進していくことで合意した。

今年度と2016年度に技術要素の試験と仕様を検討、2016~2019年度に液化水素荷役設備の設計・製作・試運転などを行う。2020年度から実証運転を行う。

《レスポンス編集部》

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