ルノー、初の中国工場が稼働…東風汽車との合弁

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東風ルノーの武漢工場で生産が開始されたルノーカジャール
東風ルノーの武漢工場で生産が開始されたルノーカジャール 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーと東風汽車の中国合弁、東風ルノーは2月1日、中国で最初の工場が生産を開始した、と発表した。

ルノーと東風汽車は2013年12月、合弁会社を設立することで合意。合弁会社は、折半出資で湖北省武漢市に本拠を置く。そして武漢市に、年間15万台の生産能力を持つ完成車工場を設けるとしていた。

2月1日、東風ルノーの武漢工場が操業を開始。まずは、ルノーの小型SUV、『カジャール』がラインオフした。カジャールは3月、中国で発売される予定。

また、2016年内には、DセグメントのSUVも生産車種に加える計画。将来的には、年産能力を15万台から倍増させることを見込む。

工場建設の総投資額は、870億ユーロ。完成車とエンジンの工場、研究開発センターを併設。ルノーは、「高い生産品質を備えた武漢工場と、急成長中のセグメントへの商品計画により、ルノーブランドは今、中国で新たな一歩を記す」とコメントしている。

《森脇稔》

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