VW、3.0リットルV6ディーゼルのリコール計画を米当局に提出

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フォルクスワーゲン トゥアレグの新ディーゼル搭載車
フォルクスワーゲン トゥアレグの新ディーゼル搭載車 全 3 枚 拡大写真
一部ディーゼル車に、排出ガス試験を不正にクリアする違法なソフトウェアを搭載していたフォルクスワーゲングループ。同社が今度は、3.0リットルV6エンジン搭載車のリコール計画を、米国当局に提出したことが分かった。

これは2月2日、CARB(カリフォルニア州大気資源局)が明らかにしたもの。「フォルクスワーゲングループオブアメリカから提出された3.0リットルディーゼル車に関するリコール計画を、受理した」と発表している。

この問題は、米国で2015年9月、排気量2.0リットルの直列4気筒ディーゼルエンジン搭載車で発覚。その後、2015年11月には、排気量3.0リットルのV型6気筒ディーゼルエンジンでも、排ガス不正が行われていたと、同エンジンを開発したアウディが認めた。

違法ソフトが搭載されていた3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル「TDI」車は、米国ではフォルクスワーゲン『トゥアレグ』、ポルシェ『カイエン』、アウディ『A6クワトロ』『A7クワトロ』『A8』『A8L』『Q5』『Q7』。2009‐2015年モデルの8車種およそ8万5000台が対象になる。

今回、フォルクスワーゲングループオブアメリカは、3.0リットルディーゼル車に関するリコール計画を米当局に提出。これを受理したCARBは、「今後、リコール計画の内容を精査していく」とコメントしている。

《森脇稔》

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