飲酒運転で欄干に衝突、運転者は車両を放置し逃走

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1月31日午前5時50分ごろ、広島県広島市南区内の県道を走行していた乗用車が前走車を追い抜こうとした際に接触。その弾みで路外へ逸脱し、橋の欄干へ衝突する事故が起きた。警察は30歳の男を飲酒運転の容疑で逮捕している。

広島県警・広島東署によると、現場は広島市南区的場町1丁目付近で片側2車線の直線区間。全長80mの橋で、道路中央には路面電車の併用軌道がある。乗用車は前走していた軽乗用車を追い抜こうとした際に接触。弾みで路外に逸脱し、道路左側の欄干へ衝突した。

クルマの直撃を受けた欄干は約6mに渡って倒壊。運転者は現場に車両を放置して逃走したが、約30分後に戻ってきた海田町内に在住し、ブラジル国籍を持つ30歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたことから、警察は道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕している。

現場となった荒神橋は1939年(昭和14年)に完成。原爆によって被災した被爆橋梁でもある。今回の被害を受けた欄干は戦後に修復されたものだった。警察では男が飲酒した場所や量の特定を進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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