【日産 ノート 試乗】コンパクトカーとは思えない後席の広さ…青山尚暉

試乗記 国産車
日産 ノート
日産 ノート 全 8 枚 拡大写真

1.2リットルエンジンを積んだ内外装の上級感と後席の広さに見るべきものがある日産コンパクトが『ノート』。

【画像全8枚】

エンジンスペックは79psと98psを用意しているが、後者でもパワーはそこそこ。しかし終始軽やかでアクセル操作に対して比較的リニアな加速感、きつい段差やキャッツアイの乗り越えもすんなりこなすやや硬めの乗り心地、安定感の高さなど、基本部分はフツーにちゃんと作られているのがノートである。

特にメーター回りの先進高級感は、電気自動車『リーフ』を上回るほどで、外気温度計などの情報の見え方はセレナより上。省燃費運転に直結するふんわりアクセル操作をティーチングしてくれるモニターもメーター中央にあって視認しやすく、誰もがエコ運転の達人になれそうだ。

で、ウワサの後席に座ってみると、身長172cmのボクドライビングポジションの背後でひざ回りスペース(膝頭から前席背面の水平距離)はアクアの2倍、デミオの3倍はある260mm!コンパクトカーとは思えない過剰とも言える広さがある。それこそ足元フロアにマットを敷いて犬を乗せられるほどフラットで広い。後席の広さに"感動しちゃえ"ノートである。

ちなみにラゲッジの使いやすさも文句なし。開口部地上高は世界のワゴンの平均値である約62cmと低く、フロアボードを装着することで開口部からフラットフロアになるため(床下収納になる二重フロアに)、まるでミニワゴンのように使えたりするから便利。もっとも、試乗した新色のルーフ、ドアミラー、ドアアウターハンドルが白塗りになるシャイニングブルー2トーン(アンバー系もある)は輸送用ボディ保護フィルムを剥がし忘れたように見えたりする?

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

青山尚暉|モータージャーナリスト/ドックライフプロデューサー
自動車専門誌の編集者を経て、フリーのモータージャーナリストに。自動車専門誌をはじめ、一般誌、ウェブサイト等に寄稿。自作測定器による1車30項目以上におよぶパッケージデータは膨大。ペット(犬)、海外旅行関連の書籍、ウェブサイト、ペットとドライブ関連のテレビ番組、イベントも手がけ、犬との自動車生活を提案するドッグライフプロデューサーの活動も行っている。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《青山尚暉》

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