【MotoGP】2016年、2つの大きなルール変更…ウインターテスト開始

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Repsol Honda Teamのマルク・マルケス。
Repsol Honda Teamのマルク・マルケス。 全 5 枚 拡大写真

MotoGP 2016年シーズンの幕開けを告げる公式テストが、2月1日~3日の3日間、マレーシアのセパン・サーキットで行われた。

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30度を超える猛暑のなか、ホンダのマシンで参加したのは『Repsol Honda Team』のマルク・マルケスとダニ・ペドロサ、『LCR Honda』のカル・クラッチロー、『Estrella Galicia 0,0 Marc VDS』のティト・ラバトの4選手。

今シーズンは、2つの大きなルールの変更がある。まず、14年から採用するECU(エンジン・コントロール・ユニット、エンジン制御を司るコンピューター)の共通ハードウエアに続き、今年から全車共通のソフトウエアが採用されること。そしてもうひとつは、MotoGPクラスに供給されるタイヤが、ブリヂストンからミシュランへと変わる。

よってウインターテストは、マシンづくりに大きな影響を及ぼすこの2つの変更点を確認しながら、マシンの調整を行う必要があり、マレーシア、オーストラリア、カタールと続く3度のテストは、これまでになく重要なものになりそうだ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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