【フィアット 500C 試乗】利便性がささやかに向上、走りは不変…島崎七生人

試乗記 輸入車
フィアット 500C ツインエア ラウンジ
フィアット 500C ツインエア ラウンジ 全 9 枚 拡大写真

2008年の登場以来、初のマイナーチェンジ。電動ソフトトップ付きの『500C』の上級モデル、「ツインエア ラウンジ」に試乗した。

【画像全9枚】

外観ではフロントまわりが文字通りフェイスリフトされた。デイライトが標準となり、空気取り入れ口にはきらびやかなメッキのパターンが入り(ラウンジ)、このデザインは16インチの新アルミホイールとコーディネートされる。リヤではランプ、バンパーの意匠が変わり、従来型のクラシカルなイメージが薄らいだ。

インテリアではインパネ、ステアリング、シート、コンソールが一新。シートはヘッドレストがやや豪華なものになった。従来型のオーナー目線(実は筆者もその1人)でみると、コンソールのカップホルダーが実用的な深さと位置になったこと、グローブボックスがフタ付きになったこと(もちろん分厚いあの車検証ケースが収まる)、パワーウインドスイッチが旧式なシーソー式からプッシュ・プル式になったことなどが羨ましい。

それと中央部分に2DINのカーナビが収まるようになったのも朗報だ(3月より)。価格アップは最小限と聞き、期待はしていなかったが、先代後期で魅力に感じた“TFTメータークラスター”は、上級のこのラウンジでも採用されていない。またドアとAピラー部のスピーカーグリルに装着するメッキのリングは新しいオプション設定のひとつだ。

走りは、おそらく何も変わっていない。875ccの2気筒ツインエア+デュアロジックの性能や変速制御然り、乗り味(試乗車は“まして”16インチ)然り。一方でエンジンルームを覗くとヒューズボックスが変わっていたり、ヘッドライトの光軸調整がやりやすくなっているなどしている。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
  2. フィジカルAI「FRONTia」始動---国産AI開発に78兆5000億円投資
  3. パジェロはシリーズで復活!! 小さな本格SUVとして『パジェロ イオ』が続く?
  4. 世界初の小型ディスプレイ搭載、ワイヤレスCarPlayアダプター「CarPlay Clip」発売
  5. 【マツダ CX-80 900km試乗】このエンジンの存在感の前では他の美点も霞む[前編]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  4. ブリヂストンとNXタイロジスティクス、使用済みタイヤの資源循環などで覚書締結
  5. ジョイフル本田、宇都宮店にソーラーカーポート設置…ホームセンター業界最大級の発電容量1126.4kW
ランキングをもっと見る