【AMAスーパークロス第5戦】KTMのダンジーは2位、連勝は3でストップ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
スタートで出遅れたものの猛追し、2位でフィニッシュしたR.ダンジー(KTM)。
スタートで出遅れたものの猛追し、2位でフィニッシュしたR.ダンジー(KTM)。 全 8 枚 拡大写真

アメリカ・アリゾナ州で開催された『2016スーパークロス第5戦フェニックス』。

Red Bull KTMファクトリーチームから450SXクラスに参戦したライアン・ダンジーは2位でフィニッシュし、連勝は3でストップした。また、チームメイトのマーヴィン・ムスキャンは、9位でレースを終えている。

ダンジーとムスキャンは同じヒートレースに出場。ダンジーは好スタートを決めると早々にトップに立ち、完璧なレース展開でゴール。ムスキャンも好レースを展開し、ダンジーに次ぐ2位でゴール。ともに決勝に駒を進めた。

迎えた決勝。2人のKTMライダーはともにスタートに失敗し15位と16位で第1コーナーに進入。しかしダンジーはそこからすぐに反撃体勢をつくり、11位にポジションアップ。ムスキャンもそれに続く。

ダンジーはそこからさらにペースを上げ、3周のうちに6位に順位を回復。レース中盤には表彰台獲得位置まで順位を上げる。

そして追撃の手をさらに強め、ラスト数周で2位にポジションを上げ、そこでチェッカーを受けた。一方、ムスキャンもレース前半にペースを上げ、中盤には6位にポジションアップ。しかし、そこで転倒を喫し、9位にポジションを落としてしまい、そのまま9位でゴールした。

ダンジーのコメント
「今日のコースはタフだった。スタートに失敗し、そこから順位を上げるのに苦労した。しかしトップを走ったK・ロクツェン(スズキ)はとても速かった。終盤で2位に上がることでき、そのことでポイントスタンディングスでの差を少しでも多くキープすることができた」

次戦第6戦は、2月13日(現地)カリフォルニア州サンディエゴで開催される。

AMAスーパークロス第5戦フェニックス
1位 K.ロクスン(スズキ)
2位 R.ダンジー(KTM)
3位 E.トマック(カワサキ)

ポイントランキング
1位 R.ダンジー(KTM) 119ポイント
2位 K.ロクスン(スズキ) 98ポイント
3位 J.アンダーソン(ハスクバーナ) 93ポイント

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る