KADOKAWA、カプセル玩具の企画・開発に参入…第一弾は5月

エンターテインメント 話題
「KADOKAWA CAPSULE ARTIST LABEL」第1弾「僕は隠崎の顔を見たことがない」
「KADOKAWA CAPSULE ARTIST LABEL」第1弾「僕は隠崎の顔を見たことがない」 全 2 枚 拡大写真

KADOKAWAが、カプセル玩具の企画・開発に参入する。カプセルトイ売場向けの新規レーベル「KADOKAWA CAPSULE ARTIST LABEL」(KCAL)を立ち上げる。
第1弾は2016年5月中旬にリリースする「僕は隠崎の顔を見たことがない」。その後も数々の個性的な企画を用意するほか、新たな才能を発掘する新人賞の開催も予定している。

【画像全2枚】

KCALはキャラクターフィギュアが中心となる。取り上げる題材は様々なジャンルのクリエイターとタッグを組むことで生まれる。オリジナルキャラクターを送り出していくという。
また“企画力をだけを重視したプロジェクト”を掲げるのがユニークだ。キャラクターデザイナーやイラストレーターはもちろん、歌手や芸人などトイ分野に進出経験のない人であっても企画が面白ければプロデュースする方針だ。さらに今夏には新人賞の開催も予定しており、トイでデビューを目指す才能を発掘する。

第1弾「僕は隠崎の顔を見たことがない」は、絶対に顔を見せてくれない女子高生・隠崎(かくれざき)さんの学園生活を表現した顔面妄想フィギュアだ。5月中旬にカプセルトイにて発売予定で、6月中旬にはボックス版もリリースする。
さらにトイ分野では異例のプロモーションも展開する。まずテーマソングとしてアーティスト・MIRUによる「パラレルらぶ」が配信限定で今春発売予定。キャラクターの可愛らしさと最先端の音楽性が融合した楽曲に仕上がっている。学校を舞台にした実写PVも制作中で、ネット配信や店頭での放映を予定している。

KCAL 統括プロデューサーの成田耕祐は「カプセルトイ売り場は、オリジナル企画を歓迎してくれる特殊な環境です。多くの才能あるクリエイターや、企業勤めのごく普通の会社員が生んだ企画が当たり前のように表現される素敵なこのエリアにおいて、あらゆるクリエイターとともに新しいキャラクターを創出したいと考えています」とレーベルの立ち上げ理由を語る。
そして「絵が描けない、造形分野に明るくないなど部分的な経験値の無さは全く気にしません。我々がその人に合わせた最適なバックアップを行います。とにかく面白いと思える企画を持ち合わせた方をKCALは全力でプロデュースさせて頂きます」と呼びかけている。
[高橋克則]

KADOKAWA、カプセルトイ新レーベル“KCAL”を設立 「企画力をだけを重視」!

《高橋克則》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る