パイオニア、サイバーナビユーザー対象に「研究会」…“走り”好きが求めるナビとは

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CDLウインターミーティングの様子
CDLウインターミーティングの様子 全 15 枚 拡大写真

パイオニアは2月6日、『CDL(CTBER DRIVE LAB)』のウインターミーティングを川崎市のパイオニア本社で実施した。今回は参加者が6名と小規模ではあったが、全員が現役のサイバーナビユーザーでもあり、最後まで白熱した意見が交わされた。

【画像全15枚】

このイベントは、パイオニアが目指すべきカーナビの未来をユーザーと共に考え、出された意見を新製品に反映していこうと2014年7月にスタートしたものだ。そのため、参加者はLABに所属する“研究員”として登録される。

今回は事前にパイオニアが研究員にアンケートを取り、その中から参加者を募っている。応募総数は131名で、そのうちイベント参加希望者は72名。半数以上がミーティング参加を希望したことになる。そこから抽選で8名に絞られ、スケジュールの都合上6名の参加者でミーティングは実施された。

イベントは3部構成になっていて、第1部がメインイベントである「カーナビについての座談会」。第2部が試聴室でのサイバーナビの高音質試聴会。第3部ではデモカーに試乗しながらの試聴体験が用意された。遠く福岡県や愛知県から訪れた熱心な研究員もいて、ミーティングが始まる前から熱い気持ちが伝わってくる雰囲気となっていた。

第1部では、研究員6名にパイオニアからサイバーナビの開発に関わったスタッフ2名が加わり、サイバーナビに関する活発な意見交換が行われた。司会進行役は不肖、会田肇が務めさせていただいた。

まずサイバーナビを取り付けているマイカーについて聞いてみた。驚いたことに全員が何らかの形で“走る”ことにこだわりを持ったクルマを所有していることが分かった。しかも半数がスバル車のオーナー。元々、「サイバーナビのユーザーは走ることが好きで、スバル車が多い」と言われていたが、無作為に選んだ今回の6名もそれを裏付けた格好となった。

議論は予想通り白熱した。サイバーナビを選んだ理由から始まり、実際に使って得たメリット、不満点、そして今後のサイバーナビに期待するものへと話は展開。参加者それぞれの経験が明らかになり、そこへ開発者2名が解説を加えると質問が次々に飛び出す。そのため、話が尽きることがない。予定の2時間はアッという間に過ぎた。

この意見交換の中で明らかになったのは、ほぼ全員がサイバーナビを使い続けていることの理由として、「求めた期待にしっかりと応えてくれる高い実力を備えている」ことを挙げた。特に「通信を使ったスマートループが生み出す高い実用性」、「優れた測位能力がもたらす高い信頼性」を知ってからは他のナビを使う気になれないと回答。

一方で、「ルート探索や地図スクロールで処理能力の低さが目立つ」との声も。操作系では優れた音声認識の採用や、ロータリーコマンダーなどに対して期待する声も聞かれた。AV機能ではそれぞれが持つ意識の違いも明らかになったが、いずれにしろ最新事情をしっかりと見据えた対応をして欲しいとの声も出た。

この後、高級輸入車がラクに買えるシステム価格という超高級オーディオでサイバーナビを聴くグループと、パイオニアが用意したデモカーを試聴するグループに分かれ、音の良いサイバーナビを改めて体験する絶好の機会を得ることとなった。

今年はパイオニアがカロッツェリアブランドを登場してから丁度30年目に当たる。この日、意見交換に加わったパイオニアのスタッフによれば、「その30周年に合わせた次世代サイバーナビを鋭意開発中」とのこと。スペックもそれに相応しい内容となる模様だ。登場はズバリ!5月のGW明けと予測する。サイバーナビはいつもこの時期に合わせて発表されるからだ。その登場を大いに期待して待ちたい。

《会田肇》

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