JR北海道、留萌線の一部「気温上昇」で運休へ…2月12日から

鉄道 企業動向
留萌本線の増毛駅。2月12日から当面の間、終日運休となる。
留萌本線の増毛駅。2月12日から当面の間、終日運休となる。 全 2 枚 拡大写真

JR北海道は2月9日、留萌本線の留萌(北海道留萌市)~増毛(増毛町)間16.7kmを当面の間、運休すると発表した。同社は「気温上昇の影響による雪崩の恐れがあるため」としている。

【画像全2枚】

発表によると、運休するのは上下計13本。旭川・深川~増毛間の12本は留萌~増毛間のみ部分運休し、増毛~留萌間の1本は全区間運休になる。運休期間は2月12日から当面の間としている。

代行輸送は行わないが、沿岸バスの路線バス(留萌別苅線)が留萌駅前~増毛駅前間で1日9往復運行されている。

留萌~増毛間は2015年も、雪解けによる雪崩の影響を懸念して2月から4月まで運休した。1日1kmの平均通過人員(旅客輸送密度)は2014年度で39人と極端に少なく、JR北海道は2015年8月、この区間を廃止する方針を示している。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. 加藤製作所、新世代ラフテレーンクレーン「SL-250RV」発売…油圧伸縮起伏ジブ採用
  4. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
  5. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る