当て逃げの女を書類送検、睡眠導入剤を多量に服用して運転か

自動車 社会 社会

昨年11月、島根県松江市内の自動車専用道で発生した当て逃げ事件について、島根県警は9日、同市内に在住する31歳の女を道路交通法違反(事故不申告など)の容疑で書類送検した。事故当時は規定量以上の睡眠導入剤を服用していたとみられる。

島根県警・高速隊によると、問題の事故は2015年11月15日の午前9時55分ごろ発生している。松江市西尾町付近の自動車専用となっている国道485号(松江だんだん道路)の上り線、和久羅トンネルを軽乗用車が逆走。順走してきたクルマ2台と次々に接触し、そのまま逃走した。

車両は小破したが、人的な被害はなく、警察では当て逃げ事件として捜査を開始。容疑車両のものとみられるドアミラーの破片から車種を特定し、車当たり捜査を行った結果、同市内に在住する31歳の女が容疑に関与したものとみて任意で事情を聞いていた。

女のクルマは事故現場付近まで約1.5kmに渡って逆走をしていたが、女は「逆走していたという記憶がない」などと供述。さらに調べを進めたところ、女は事故の直前に睡眠導入剤を規定量を超えた状態で服用。事故当時は意識朦朧の状態だったこともわかった。

警察は女を道交法違反(右側通行、事故不申告)容疑で書類送検するとともに、事故当時は薬物影響によって正常に運転できる状態ではなかったものとみて、過労運転容疑でも調べを進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  2. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「発売はいつ?」ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』、国内導入を待ち望む声続々
  4. 「最初からこれが欲しかった」レクサスの特別な『LBX MORIZO RR』限定発売に、SNSで反響
  5. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る