【MotoGP】ホンダ、4チーム5台体制で参戦…2016年モータースポーツ体制

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Repsol Honda TeamからMotoGPクラスに参戦する#93マルク・マルケスと#26ダニ・ペドロサ。
Repsol Honda TeamからMotoGPクラスに参戦する#93マルク・マルケスと#26ダニ・ペドロサ。 全 12 枚 拡大写真

ホンダは2月12日、2016年のモータースポーツ参戦体制について発表した。まず、MotoGPクラス(FIMロードレース世界選手権シリーズの最高峰)には、ワークスチーム「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」が今年も参戦。

2016年型のワークスマシン「RC213V」に乗るのは今季もやはり2名のライダーで、今シーズンで同チーム4年目となるマルク・マルケス(スペイン)と、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した2006年以来、MotoGPクラス参戦11年目となるダニ・ペドロサ(スペイン)。

マルケスは2013年~14年、2年連続チャンピオンに輝いたが、昨季はランキング3位。目指すのはもちろんタイトル奪回だ。

ペドロサ(スペイン)も昨季はランキング4位にとどまったが、2勝を挙げ存在感を示した。今季狙うのは、悲願のMotoGP チャンピオンの座となる。

そしてカル・クラッチロー(イギリス)が「エルシーアール・ホンダ(LCR Honda)」から、ジャック・ミラー(オーストラリア)が「マーク・ブイディーエス・レーシング・チーム(Marc VDS Racing Team)」からエントリー。

「エストレーリャ・ガリシア・ゼロ・ポイント・ゼロ・マーク・ブイディーエス(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)」のティト・ラバト(スペイン)は、Moto2クラスに同チームで2014年から参戦してきたが、本人が「生涯の目標」というMotoGPクラスに、ついに昇格。

ホンダはライダーズタイトル、コンストラクターズ、チームの三冠獲得を、4チーム5台体制で目指すことになる。

さらに、Moto3クラスには2016年型のワークスマシン「NSF250RW」を11台投入。3年連続となるライダーズチャンピオン獲得を目指す。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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