フランス最大級のクラシックカーショー、現地メーカーは「歴史」アピール

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
SALON RETRO MOBILE 2016 ルノーブース
SALON RETRO MOBILE 2016 ルノーブース 全 24 枚 拡大写真

2月3日から7日にかけて、フランス最大級のクラシックカーショー、「SALON RETRO MOBILE 2016」が開催され、フランスのメーカー、ルノーやシトロエン、プジョー、そしてDSもブースを構えた。

もともといずれのメーカーもヘリテージを大切にしているため、これまでも積極的にブースを展開。今年も、会場中央にひときわ明るい照明のもと、同社のクラシックカーコレクションをはじめ、様々なモデルが展示された。

ルノーブースはモータースポーツをフィーチャー。自社のクラシックカーストックからF1をはじめ、ラリーで活躍した『ドーフィン』や『5アルピーヌ』、パリ・ダカールラリーに出場した『20』、スピード記録車の『エトワールフィランテ』、『40CV NM』など多数が出展されていた。

シトロエンは『2CV』、『CX』などのクラブとともにブースを作成。今年は『メアリ』をフィーチャー。その理由は、この春から『E-メアリ』として車名が復活したからだ。会場にはその現車と、1968年にデビューしたいわば初代が展示された。E-メアリのボディはいわゆるビーチカーと呼ばれるオープントップボディをまとっており、初代のコンセプトを踏襲している。

また、プジョーブースもソショーにある博物館と、多くのクラブとともにブースが構成された。新しいモデルでは、コンセプトカーの『HX1』も展示されたほか、シャンゼリゼ通りにもあるプジョーブティックがオープンし、様々なグッズ類が売られていた。

そして、今回初となったDSは東京モーターショーと同様のデザインでブースが作られ、最新の『DS 3』が展示されたほか、『DS』や『SM』クラブが出展。また、DSブティックではDSブランドのスカーフやカバン、Tシャツのほか、ミニカーなどが販売された。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. ジープ『コンパス』新型の写真公開! アウトドアファンの要望に応える新インテリア
  4. 新型ハーレー『ブレイクアウト』&『ローライダー ST』に、SNSでは「更にカッコ良くなってきた」「奥さんの説得頑張るか」など反響
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る