【春闘16】トヨタとホンダは一時金要求で明暗

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車東京本社
トヨタ自動車東京本社 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車とホンダの労組が2月17日に提出した要求によると、賃金改善(ベースアップ=ベア)は3000円で同額だが、一時金は過去最高水準のトヨタと、昨年を下回る要求となったホンダで明暗を分けた。

トヨタはベアのほかに賃金制度維持分として昨年と同額の7300円を要求に盛り込んでいる。両社の昨年のベアは6000円の要求に対し、回答はトヨタが4000円、ホンダは3400円だった。

一方、年間一時金はトヨタが7.1か月分(約258万円)と、昨年要求の6.8か月(満額回答)に0.3か月分上積みした。金額では過去最高だった2007年レベルとなる。ホンダは昨年要求の5.9か月(満額回答)を下回る5.8か月の要求とした。

両社の16年3月期の連結純利益予想は、トヨタが過去最高見込みなのに対し、ホンダは前期比ほぼ横ばいにとどまる内容となっており、こうした業績が一時金の要求にも反映された格好だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る