【デリーモーターショー16】インドメーカーは新車攻勢で躍進めざす

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タタ・ジカ
タタ・ジカ 全 21 枚 拡大写真
2月上旬、デリー近郊のグレーターノイダで開催されたデリー・オートエキスポ(デリーモーターショー)。印象的だったのは、インドの大手メーカーの積極的な新車投入と、それに沸き立つ観衆の多さだ。

国内最大手のタタは、一挙に4台の新型量産モデルを公開。その内訳はコンパクトモデルの『ZICA(ジカ)』と『KITE 5(カイト5)』、プレミアムMPVの『HEXA(ヘキサ)』、そしてコンパクトSUVの『NEXON(ネクソン)』。

ジカは従来の『インディカ』に代わるエントリーモデルで、『ナノ』と『ボルト』の間に位置する。エンジンは1.2リットルのガソリンと1.05リットル3気筒ディーゼル。いずれもターボが追加されている。プラットフォームはインディカをベースに大幅なアップグレードを施した「XO」を採用。

なおすでに発売されているコンパクトモデルの『ボルト』『ゼスト』はインディカシリーズの上級モデル『ビスタ』の後継という位置づけで、今後はベーシックでスポーティなジカ、それよりも上級のボルト/ゼストという棲み分けになる。

ジカのセダン版であるカイト5は、同じくインディカのセダン版だった『インディゴ』の置き換えとなる。メカニズムや内外装の多くはジカと共有している。

ヘキサも従来の『アリア』に代わるMPVだが、ププラットフォームはアリアと共通。ただしランドローバーの技術を応用してアップデートされているほか、スタイリングも大幅に進化。MPVでありながらSUVらしいディテールが標準となる。エンジンは2.2リットル直列4気筒ターボディーゼル。

都市型SUVとして登場したネクソンもまた、ボルト/ゼストと同様にビスタのプラットフォームをベースに開発されている。200mmの最低地上高を持つが、駆動方式は非公開。搭載エンジンは「ベスト・イン・クラスのガソリンとディーゼルを採用する」と発表されている。2016年中に発売される予定。

いっぽう、ピニンファリーナ買収を発表したSUV大手のマヒンドラはコンセプトカー『XUVエアロ』が注目を集めた。これはピニンファリーナが提供したアイデアを基にして、社内のデザインチームがまとめたデザイン提案。大人気モデル『XUV500』をベースに作られている。

また1月に発売されたばかりの『KUV100』も人気の的。モノコックボディは「ハイト系ハッチバック」とも呼ぶべき独特のプロポーションを持つ。通常の5人乗りに加えて、前席がベンチシートとなって6人乗車が可能な仕様も設定されている。

エンジンは新開発の「mファルコン」と呼ばれるガソリンとディーゼルで、排気量はいずれも1.2リットル。なお車名のKUVは「Kool Utility Vehicle」の略で、100はエントリーモデルを指す数字だという。

《古庄 速人》

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