【ジュネーブモーターショー16】BMW 、PHVブランド「iパフォーマンス」立ち上げ…第一弾は 7シリーズ

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BMW 740e iパフォーマンス
BMW 740e iパフォーマンス 全 7 枚 拡大写真
ドイツの高級車メーカー、BMWは2月12日、新ブランドの「iパフォーマンス」を立ち上げると発表した。実車は3月、スイスで開幕するジュネーブモーターショー16で初公開される。

BMWは電動化技術に特化したブランドとして、「i」を擁する。「iパフォーマンス」は、このiブランドの技術を導入したBMWブランド車に与えられる名称。具体的には、BMWブランドの全てのプラグインハイブリッド車(PHV)に、2016年7月から、iパフォーマンスの名前が冠される。

iパフォーマンスの第一弾として、ジュネーブモーターショー16で初公開されるのが、新型7シリーズのPHV。新型7シリーズの欧州発表の際、「740e」(ロングホイールベースは「740Le」)を名乗っていたが、発売時には、「740e iパフォーマンス」、「740Le iパフォーマンス」の新名称が採用される。

先代7シリーズのハイブリッドは、『アクティブハイブリッド7』。これに対して、新型では、外部充電が可能なPHVに進化した。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力258hp、最大トルク40.8kgmを引き出す。モーターは、8速AT「ステップトロニック」と一体設計。エンジンとモーターを合わせたシステム全体では、326hpのパワーを獲得する。

二次電池は、蓄電容量9.2kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大40kmをゼロエミッション走行できる。この効果もあり、欧州複合モード燃費47.6km/リットル、CO2排出量49g/kmの優れた環境性能を実現している。

《森脇稔》

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