【ボルボ V60クロスカントリー 試乗】ボルボならではのクールな実用車…島崎七生人

試乗記 輸入車
ボルボV60クロスカントリーD4 SE
ボルボV60クロスカントリーD4 SE 全 8 枚 拡大写真

1年中さまざまな試乗車に接していると、自分の生活スタイルに重ね合わせたくなるクルマに出会う。『V60クロスカントリー』はまさしくそんな1台で、「ああ、いいなぁ」と独り言を言いながら試乗をしていた。

【画像全8枚】

このクルマの良さは(別のボルボの試乗記でも書いたかも知れないが)、走りも室内の雰囲気も、あたかも自分の家に帰ってきたかのような優しさがあるという点。以前の4角い頃からボルボはずっとそうだが、スポーティルックになった最新モデルでもそれは変わらない。

V60+65mmの最低地上高は試乗車のD4 SE(FF)でも同じで、クロス…ならではの見晴らしのいいコマンドポジションがまず嬉しい。加えて“いつもの”フカッと身体を受け止めてくれるシートも心地よく、ずっと乗っていたいと思わせられる。試乗車はカタログの「LEATHER」仕様で、プレーンなデザインのソフトベーシュのシートに、ドアトリムはアンスラサイトブラックにインサート部をソフトベージュとしたもの。コンソールはブラックで、すべてベージュの仕様よりメリハリが効いた雰囲気だ。

FFのクロス…はどうか?と思ったが、いい意味でさらりと軽い乗り味、走りっぷりに好感をもった。搭載エンジンは注目の2リットルのディーゼルターボだが、2000rpmあたりからスッと軽やかに加速してくれるのでストレスがなく、他方、100km/hは8速で1400rpm足らずで、クルージング中の快適性も高い。

後席の居住性もよく、ラゲッジスペースの実用性、使い勝手のよさはボルボならでは。クールな実用車が欲しいユーザーに最適なモデルだろう。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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