映像ソフト市場、ついにBlu-rayがDVDを上回る

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ついにBlu-rayがDVDを上回った映像ソフト市場
ついにBlu-rayがDVDを上回った映像ソフト市場 全 2 枚 拡大写真

 2006年からソフトが販売開始されたBlu-ray。高画質・大容量から支持は大きかったが、すでに大きく普及していたDVDが、いまだ広く使われているのが現状だ。GfKジャパンは19日、2015年のセル映像ソフトの販売動向に関する調査結果を発表した。

 この調査では、全国の映像ソフト取扱店の販売実績データなどを集計・分析。それによると、2015年のセル映像ソフト市場(通常DVD、Blu-ray等すべてを含む)は、前年比10%減の4,140万枚、金額ベースで前年比9%減の1,854億円と縮小傾向を見せた。ジャンル別の金額構成比では、「音楽」が前年から3%ポイント拡大し34%。「洋画」は前年から2%ポイント拡大し12%となっている。

 Blu-rayソフト市場は、数量前年比9%減の1,627万枚、金額前年比3%減の924億円だった。前年『アナと雪の女王』が大ヒットしたが、その反動で、初のマイナス成長になった。そのため、あくまで一時的な縮小と考えられる。実際、Blu-rayソフトの金額構成比は、前年の47%から50%へ拡大。下半期では52%と半数を超え、金額ベースでは「DVDからBlu-ray」に、映像ソフトの主要フォーマットが変化したといえる。

 2016年も、映像ソフト市場全体は減少傾向が続くが、Blu-rayソフト市場は劇場公開作品を中心に再び成長軌道に乗り、プラス成長を遂げるとGfKでは予測している。

《冨岡晶@RBB TODAY》

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