鉄道博物館の全面リニューアル、規模を縮小へ…2018年夏頃オープン

鉄道 企業動向
計画変更後の鉄道博物館新館のイメージ。2018年夏頃のオープンを目指す。
計画変更後の鉄道博物館新館のイメージ。2018年夏頃のオープンを目指す。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本と東日本鉄道文化財団の2者は2月19日、鉄道博物館(さいたま市大宮区)のリニューアル計画を変更すると発表した。建設費の高騰などに伴い新館の規模を縮小し、オープン時期も当初の予定(2017年秋)より1年ほど遅い2018年夏頃に変更する。

2者は2014年11月、鉄道博物館を全面的にリニューアルすると発表していた。本館の南側に、延床面積約8500平方m、展示面積約4800平方m、地上5階建ての新館を建設し、環境への負荷を低減するためのシステムも導入。「仕事」「未来」「歴史」「旅」をテーマにした四つの展示ゾーンを設ける計画だった。これに伴い本館もリニューアルし、展示ゾーンは「車両」と「科学」の二つに再構築することになっていた。

今回の2者の発表によると、新館は地上4階建てに変更し、延床面積は約6000平方m、展示面積は約3500平方mに縮小。展示ゾーンも「仕事」「未来」「歴史」の三つに縮小する。環境負荷低減システムの導入計画は一部を取りやめる。

《草町義和》

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