5人死亡の衝突事故、容疑者死亡のまま運転者を書類送検

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昨年8月、奈良県明日香村内で発生し、RVに乗っていた5人全員が死亡した衝突事故について、奈良県警は18日、このクルマを運転していた19歳(当時)の少年を容疑者死亡のまま、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で書類送検した。

奈良県警・橿原署によると、問題の事故は2015年8月27日の午前0時20分ごろ発生している。明日香村飛鳥付近の村道(片側1車線の緩やかなカーブ)を走行していたRVは右カーブを曲がりきれずに道路左側の路外へ逸脱。傾斜した状態で前方にある橋の欄干へ衝突した。

この事故でクルマは横転大破。乗っていた5人全員が車外に投げ出され、4人は全身強打で即死の状態。残る1人も収容先の病院で死亡しており、警察は事故原因と運転者の特定を進めてきた。

捜査を進めてきた結果、クルマは所有者(名義人)の家族である当時19歳の少年が運転していたものと断定。速度超過によるハンドル操作の誤りで制御できなくなり、そのまま欄干に衝突したものと事故原因を推測し、少年を容疑者死亡のまま自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で書類送検し、捜査を終結させている。

《石田真一》

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