【ジュネーブモーターショー16】ケーニグセグ レゲーラ、量産型を初公開へ…PHVスーパーカー

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ケーニグセグ レゲーラ
ケーニグセグ レゲーラ 全 7 枚 拡大写真
スウェーデンのスーパーカーメーカー、ケーニグセグ(Koenigsegg)社は2月17日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー16において、新型スーパーカーの『レゲーラ』の量産モデルを初公開すると発表した。

レゲーラは1年前のジュネーブモーターショー14に、コンセプトカーとして出品。同社最強の『アゲーラOne:1』と同じく、「メガ・カー」として登場した。メガ・カーとは、最大出力が1メガワット(1000kW=1360ps)になることを意味する。

ただし、レゲーラの手法は、アゲーラOne:1とは異なる。ケーニグセグが新開発した、プラグインハイブリッド(PHV)パワートレインによって、強大なパワーを獲得している。

ミッドシップに搭載されるエンジンは、5.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ。最大出力1100hp、最大トルク127.5kgmを発生する。モーターは合計3個。後輪左右用に各1個、残るひとつは、エンジンのクランク部分にレイアウト。このモーターが、低回転域のエンジントルク不足を補い、エンジンスターターとしても機能する。

レゲーラは、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力1500hp以上、最大トルク204kgm以上を獲得。ケーニグセグによると、0‐400km/hは20秒以下、150‐250km/h加速は約3.2秒の性能を可能にしているという。

ジュネーブモーターショー16では、このレゲーラの量産モデルが初公開される予定。ケーニグセグは、「ジュネーブモーターショー15以降、1年をかけて開発を進め、約3000か所の変更を施した」とコメントしている。

《森脇稔》

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