北大阪急行電鉄の8000形8001編成、3月8日限り引退…ヘッドマーク掲出

鉄道 企業動向
3月8日限りで引退する8000形8001号編成。
3月8日限りで引退する8000形8001号編成。 全 2 枚 拡大写真

江坂(大阪府吹田市)~千里中央(豊中市)間5.9kmの南北線を運営している北大阪急行電鉄はは2月22日、「POLESTAR」の愛称で親しまれてきた8000形8001編成が3月8日限りで引退すると発表した。

8000形は1986年から導入されたアルナ工機製の通勤形電車で、北大阪急行電鉄の開業当初から運用されていた2000形の置換え用として登場。VVVFインバータ制御や回生ブレーキなど、当時としては斬新な装備を備え、1987年には鉄道友の会から「ローレル賞」を受賞している。最盛期には9両編成が9本あったが、2014年4月に9000形が登場してから廃車が始まり、2015年時点で10両編成5本が残るのみとなっていたが、今回、最初に登場した8001編成が引退することになった。

この引退にちなみ、3月8日まで「8001 LAST RUN」のヘッドマークが掲出されるほか、3月19・20日に万博記念公園(大阪府吹田市)で開催される「万博鉄道まつり」ではヘッドマークと同じデザインのミニチュアマグネットが発売される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. ソニー・ホンダを提訴、米カリフォルニア州ディーラー団体「EV直販は違法」[新聞ウォッチ]
  3. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る