圏央道・神崎IC~大栄JCT開通、観光面や一般道の事故減少などに効果

自動車 社会 社会
茨城県へのインバウンド観光が増加
茨城県へのインバウンド観光が増加 全 7 枚 拡大写真

常磐道~東関東道がつながった圏央道のストック効果について、国土交通省とNEXCO東日本が発表。主に4種類のストック効果があった。

圏央道の開通による成田空港からのアクセスが向上したと茨城県がPRした。それにより、成田空港から水戸を経由するバスツアーを年間2本から年間40本も増加し旅行会社も現れた。県周遊ツアー数は前年度の2.8倍も増加。外国人宿泊数が一昨年全国34位から昨年は30位になった。県では、圏央道がインバウンド観光を後押ししたとし、今後もインバウンド観光推進の方策を検討中。

圏央道に交通が転換したことで、一般道の走行がスムーズとなり、急ブレーキの発生割合が減少した。成田警察署管内の一般道の交通事故発生件数が前年比約4%減少している。

1台のトラックが1日のうちに複数の拠点への輸送が可能になるなど、トラックの稼働率が向上。結果的に企業の生産性向上につながった。トラックの稼働率が向上したことで、ドライバーの拘束時間の減少が見込めるなど、労働環境の改善にも期待されている。

常盤の通行止め時に、つくば~箱崎間の迂回機能を圏央道・東関東道で発揮。迂回により圏央道の交通量が約8割が増加した。

今年度中には、東名道と東関東道が圏央道でつながり、さらに様々なストック効果が期待できると、国道交通省やNEXCO東日本は説明している。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る