北海道新幹線に期待感、石井国交相「観光や地域活性化」

鉄道 行政
北海道新幹線
北海道新幹線 全 2 枚 拡大写真

石井啓一国土交通相は2月23日の閣議後会見で、来月26日に開通する北海道新幹線について「観光交流や地域の活性化が進むことを大いに期待している」と述べ、期待感を示した。

北海道新幹線による東京~新函館北斗間の所要時間は、最短で4時間2分と航空機との競合も考えられる。

これについて石井国交相は「行きは新幹線、帰りは飛行機を利用するなど、多様な旅行商品が用意されている」と捉え、さらに「北海道や青森県などでも観光客を誘致するための取り組みが進められるなど、開業に向けた機運も高まっている」と地域経済への効果に期待を寄せた。

青函トンネルでの貨物列車との供用走行問題について国交相は「新幹線は、現行の特急と同等の時速140kmで走行する。現在、貨物列車とのすれ違いの訓練運転をはじめ、最終的な準備が行われている。徹底した安全対策を含めた準備が着実に行われるよう、JR北海道を指導していきたい」と述べ、安全走行の確保に万全を期す考えを強調した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る