逃走中にパトカーへ体当たり、逮捕の少年はひき逃げにも関与か

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20日午後9時30分ごろ、大阪府大阪市西区内の府道を横断中の女性がひき逃げされる事件が起きた。これを捜査中の警官が不審車両を発見。クルマは逃走しようとしたが、パトカーに体当たりしたところで抑止された。警察は運転していた少年を逮捕している。

大阪府警・大淀署などによると、大阪市西区土佐堀1丁目付近の府道(片側4車線の直線区間、横断歩道や信号機あり)で、徒歩で横断歩道を渡っていた26歳の女性に対し、進行してきた乗用車が衝突。女性は打撲などの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。市内の各警察署に一斉手配を行っていたところ、パトロール中の曽根崎署員が前部に衝突痕のある不審な乗用車を発見して停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走。大淀署員と連携し、大阪市北区大淀中3丁目付近の市道で抑止したが、クルマは前で進路を塞いだ大淀署のパトカーへ体当たり。警察は運転していた兵庫県尼崎市内に在住する19歳の少年を公務執行妨害や器物損壊の現行犯で逮捕している。

聴取に対して少年は「逃げようとした際に当たっただけ」などと供述しているようだ。少年からは酒気帯び相当量のアルコール分も検出されており、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)でも事情を聞くとともに、ひき逃げ事件への関与を含め、少年を厳しく追及。事故発生の経緯を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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