パワーパーツで自分色に…46worksがKTMカスタムの理想型を提案

モーターサイクル 新型車
46worksの中嶋志朗氏がプロデュースした『RC8』
46worksの中嶋志朗氏がプロデュースした『RC8』 全 15 枚 拡大写真

KTM モーターサイクルの楽しみのひとつに「カスタム」がある。「パワーパーツ」と名付けられた純正パーツが豊富に用意され、オーナーは自分の好みに愛車をカスタマイズしていくことができる。

【画像全15枚】

特にここ日本のKTMオーナーはカスタムに熱心だ。KTM Japanによれば、車両1台あたりの部品売り上げが世界一となっており、KTM モーターサイクルというキャンバスに、オーナーたちが自由に自分の夢を描いている。

そんなユーザーの夢の形の頂点ともいえるモデルが、46worksの中嶋志朗氏がプロデュースした『RC8』だろう。ラジエーターシュラウドを生かしたKTM らしさを力強く表現し、卓越した板金技術によって生み出されたフューエルタンクからテールカウルへと流れる美しいラインを描いた。

車検を取得し、公道走行も可能だが、チタニウムパイプを繋いだエキゾーストシステムは排気効率を追求し、スムースなトルクデリバリーを実現。フルカウルのスーパースポーツであるRC8が、このようなスタイルに生まれ変わるとは驚きである。

この美しく斬新なマシンは、昨年12月に開催されたホットロッドカスタムショーにて「Best Motorcycle European アワード」を受賞。4月からスタートする「KTM オレンジキャラバン」(試乗会)の各会場で、目の当たりにすることができるかもしれない。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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