ライドシェア「極めて慎重に検討」 石井国交相

自動車 社会 行政
米国で普及が進むライドシェアサービス「Uber」
米国で普及が進むライドシェアサービス「Uber」 全 2 枚 拡大写真
石井啓一国土交通相は2月26日の閣議後会見で、新経済連盟が提案しているライドシェアについて「極めて慎重に検討していかなければならない」と述べた。

自家用車の活用拡大については、昨年10月の国家戦略特区諮問会議で安倍首相が、過疎地等での観光客の交通手段として自家用車の活用を拡大すると発言。これを受けて内閣府が、国家戦略特区法を改正して自家用車を用いた運送サービスに関する特例措置を盛り込むことを検討中で、3月上旬に法案を国会に提出する予定となっている。

この法案について石井国交相は「現在地域住民を対象としている自家用有償旅客運送制度について、観光客を対象に活用することを可能とすることを検討している」と述べ、既存の有償運送制度の拡大で対応する考えを示した。

そのうえで、新経済連盟が提唱するライドシェアについては「仲介業者が運行管理や安全管理に全く関わらないもので、安全確保、利用者保護の点から課題が多い」と述べ、慎重な姿勢を示した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンのベビーカー、「ハイパフォーマンスな子育てを」…eggとコラボ
  2. マツダ『CX-90』、3.3ターボSに「プレミアムスポーツ」新設定…米2026年型
  3. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  4. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  5. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る