NEDO、高速画像処理の用途拡大に向けたコンソーシアム…日産やソニーも参画

自動車 ビジネス 企業動向
NEDO、高速画像処理の用途拡大に向けたコンソーシアム…日産やソニーも参画
NEDO、高速画像処理の用途拡大に向けたコンソーシアム…日産やソニーも参画 全 1 枚 拡大写真

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、高速画像処理の普及と用途拡大、新産業創出を目指し、コンソーシアム形式による新たな推進体制「WINDSネットワーク」を設立した。

国内のCMOSイメージャ(CMOSを用いた固体撮像素子)と画像処理技術は、画像の解像度、感度が向上し、この分野で日本の技術は世界をリード、世界シェアは日本が50%を超えると予測される。しかし、デジタルカメラやスマートフォン以外の分野では、CMOSイメージャの高感度・高速・低ノイズという特徴が活かされておらず、応用展開が不十分となっている。

「クリーンデバイス社会実装推進事業」で特に、高速のフレームレートの撮像・処理を実現する高速画像処理技術を技術基盤として、新たな応用分野を幅広く開拓し、新産業を創出する新たな推進体制「WINDSネットワーク」を設立した。

東京大学や日産自動車、ソニーなどが参加する。

WINDSネットワークでは、高速画像処理技術を様々な分野に広く展開し、情報交換の場を提供する。多くの企業や団体が参加できるように制約を極力廃した「ゆるやかな」組織として構成する。従来のコンソーシアムと異なって、画像処理に関連した、デバイス事業者やサービス事業者、ユーザー企業の参加を広く求めており、ユーザー企業を加えたデバイス事業者とサービス事業者のネットワークを構築、新産業創出を推進する。

ソニー鈴木智行副社長が会長に就任。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る