自販連 久恒会長、カーシェアなど新サービス「決して悪いことではない」
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久恒会長は「自動車先進国であるアメリカやヨーロッパでもそういう動きが出ていることは、日本でも当然広がってくるだろう。ただ私どもは車がいろんな形で利用されることは決して悪いことではないと思っている」と述べた。
その理由として「我々、一所懸命お客様に週末店頭にお越し頂いて試乗をお勧めしているが、むしろカーシェアリングを通じて、お客様がいろんな車に乗られて、その中で『こういう車が我が家にあったら良いよね』ということで車を購入するきっかけになれば、それはそれで決して悪いことではない」と解説。
さらに「地方では生活の足になるので車が必需品で、これがカーシェアリングとどれだけバッティングするのかわからないが、都市部では多分、カーシェアリングは車を販売するということとある程度バッティングすることはあるが、必ずしもすべてがマイナスということではなく、プラス要因も十分考える必要がある。我々として何かできることはないかということも含めて注視していきたい」と述べた。
《小松哲也》