重傷ひき逃げ事件、防犯カメラ映像から特定

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2月中旬に青森県弘前市内で発生した重傷ひき逃げ事件について、青森県警は2月26日、同市内に在住する67歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。防犯カメラ映像から容疑車両の車種を特定。このクルマが修理に出されていたことを発見したという。

青森県警・弘前署によると、問題の事故は2016年2月23日の午後8時30分ごろ発生している。弘前市境関付近の県道(片側1車線の直線区間、横断歩道あり)で、路上で頭から血を流して倒れている65歳の女性を通行人が発見。女性は近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体となった。

現場にはクルマの破片が散乱しており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場で採取した破片や、近くに設置されていた防犯カメラ映像などから容疑車両の車種を特定し、車当たり捜査を行ったところ、同型のクルマが修理工場に持ち込まれていたことが判明。このクルマの破損部位と、現場で採取した破片の部位が一致したことから、クルマを使用していた同市内に在住する67歳の男の行方を追っていたが、26日午前に出頭。容疑を認めたことから、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「人とぶつかったのはわかったが、怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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