【e燃費アワード2015-2016】実燃費日本一はスズキ アルト…24.3km/リットルで総合3連覇

エコカー 燃費
24.3km/リットルでe燃費アワードトップとなったスズキ アルト
24.3km/リットルでe燃費アワードトップとなったスズキ アルト 全 7 枚 拡大写真

イードが運営する燃費管理サービス「e燃費」は3月2日、1年間に集計した実用燃費データを集計し、ランキング形式にまとめた「e燃費アワード2015-2016」を発表。総合部門でスズキ『アルト』が24.3km/リットルで3連覇を達成した。

今回で10回目を迎える「e燃費アワード」は、イードが運営する携帯端末向け燃費管理サービス「e燃費」ユーザーが投稿した給油量・走行距離から算出した燃費データを元に、実用燃費ランキング・カタログ燃費達成率ランキングを作成し、優れた数値を出した車種およびメーカーを表彰するもの。「新型車部門」「ガソリン車部門」「ハイブリッド車部門」「軽自動車部門」「輸入車部門」「燃費達成率部門」「ディーゼル車部門」「総合部門」の計8部門の優秀車を発表した。

新型車部門では、2015年5月に発売されたホンダ『シャトル』がトップ。1.5リットルエンジンとモーター内蔵DCTのパワートレーンを組み合わせ、ベース車に迫る好燃費20.8km/リットルを記録した。2位はロボタイズドMT「AGS」を採用するスズキ『アルト ターボRS』。そのほかでは、マツダ『CX-3』とボルボ『V40 D4』、クリーンディーゼル車2台がランクインした。

ガソリン車部門では、「デュアルジェットエンジン(DJE)」を搭載するスズキ『スイフト』が17.6km/リットルで1位を獲得。2位は三菱『ミラージュ』で17.4km/リットル、3位は16.8km/リットルのVW『up!』だった。

ハイブリッド車部門は、新型車部門で1位となったホンダの『シャトル』がトップ。ハイブリッド車部門で3年連続の1位だったトヨタ『アクア』は22.2km/リットルで2位転落。3位は21.8km/リットルを達成したホンダ『フィット』がランクインした。

軽自動車部門では、総合トップのスズキ『アルト』が1位。2位・3位はダイハツ『ミラ イース』、スズキ『ワゴンR』がランクインした。

輸入車部門では、VW『up!』が16.8km/リットルで昨年に続きトップ。2位には2015年夏に投入されたクリーンディーゼル搭載のボルボ『V40 D4』が入った。

JC08モード燃費に対する実用燃費の達成率を表彰する燃費達成率部門では、106.2%(12.0km/リットル)を記録したシトロエン『DS4』が2年連続トップ。2位には日産『ジューク』(94.6%・12.3km/リットル)、3位にはトヨタ『ランドクルーザープラド(ディーゼル)』(93.2%・11.0km/リットル)がランクインした。

ディーゼル車部門では、1.5リットル小排気量ディーゼルエンジンを搭載するマツダ『デミオ XD』が19.4km/リットルで2年連続トップ。2位には同じマツダの『CX-3』(18.3km/リットル)が入った。

■e燃費アワード2015-2016(各部門トップ)
・新型車:ホンダ シャトル(ハイブリッド)…20.8km/リットル
・ガソリン車:スズキ スイフト…17.6km/リットル
・ハイブリッド車:ホンダ グレイス…23.3km/リットル
・軽自動車:スズキ アルト…24.3km/リットル
・輸入車:フォルクスワーゲン up!…16.8km/リットル
・燃費達成率:シトロエン DS4…106.2%(12.0km/リットル)
・ディーゼル車:マツダ デミオ…19.4km/リットル
・総合:スズキ アルト…24.3km/リットル

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  2. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  3. 『V』クラスより上級のミニバンか? メルセデスベンツが2026年に『VLE』『VLS』導入へ…上海モーターショー2025
  4. 【VW ゴルフGTI 新型試乗】自動車を運転することが楽しかった時代に引き戻される…中村孝仁
  5. 普通免許で乗れる「電動トゥクトゥク」、64万9000円から予約開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 東レ、偏光サングラスでの利用を可能にする新たなHUD技術を開発…フロントガラス全面展開も視野に
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る