大井川鐵道、フリー切符などリニューアル…2種類に集約

鉄道 企業動向
大井川鐵道はフリー切符をリニューアルする。写真は「大井川本線フリーきっぷ」で利用できる大井川本線の金谷駅。
大井川鐵道はフリー切符をリニューアルする。写真は「大井川本線フリーきっぷ」で利用できる大井川本線の金谷駅。 全 3 枚 拡大写真

大井川鐵道は3月3日、同社が発売しているフリー切符などをリニューアルすると発表した。新たに発売する「大井川本線フリーきっぷ」「せっそ・すまた周遊きっぷ」に集約する。

3月12日から発売される「大井川本線フリーきっぷ」は、現在の「大井川自由きっぷ」に相当するフリー切符。大井川本線金谷~千頭間を2日間、自由に乗り降りできる。発売額は大人3440円・子供1720円で、新金谷~千頭間の往復運賃と同額。「自由」より大人180円・子供90円安い。急行料金は別途支払う必要がある。

「せっそ・すまた周遊きっぷ」は3月19日から発売。大井川本線と井川線千頭~接岨峡温泉間、路線バスの寸又峡線・閑蔵線を自由に乗り降りできる。2日間用と3日間用があり、発売額は2日間用が大人3900円・子供1950円、3日間用が大人4900円・子供2950円。こちらも急行料金は別途支払う必要がある。現在運休中の井川線接岨峡温泉~井川間が再開した場合は井川線を全線利用できるようにし、発売額も変更する予定だ。

これに伴い、「大井川自由きっぷ」は3月11日限りで販売を終了。「大井川全線フリーきっぷ」「接岨・閑蔵周遊券」なども3月18日限りで販売を終了する。「川根温泉ふれあいの泉クーポン」は引き続き販売する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る