横浜ゴムとコンチネンタル、OEM合弁会社の精算で合意

自動車 ビジネス 海外マーケット
横浜ゴム ロゴ
横浜ゴム ロゴ 全 2 枚 拡大写真

横浜ゴムとコンチネンタルは3月8日、ヨコハマコンチネンタルタイヤ(YCC)設立のために締結したOEM合弁契約を解除し、YCCを発展的に解消することで合意した。今後、両社は、YCCを清算する手続きを進め、2016年3月末までに完了する予定だ。

YCCは、日本および韓国の自動車メーカーのグローバル調達に応えるために2002年設立。以後14年間に渡り操業を継続し、YCC設立当初の目的は達成された。その間、両社はそれぞれ、グローバル生産ネットワーク網を構築し、対応力を強化。今回、YCCを発展的に解消し、今後、個々にグローバルビジネスを拡大していくことで合意した。

横浜ゴムは、タイヤ事業戦略の柱のひとつに「グローバルOE市場への注力」を掲げ、新車用タイヤの海外納入本数を2014年に対し2020年には約4倍に拡大する計画を推進。すでに日本自動車メーカーの海外輸出車へのOE納入に加え、中国、タイ、フィリピン、ロシアのタイヤ工場からのOE納入を拡大している。今回のYCC解消により、横浜ゴムは独自のグローバル生産ネットワークを活用し、さらなる海外新車装着事業の拡大を図っていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  5. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  6. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  7. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  8. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  9. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
  10. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
ランキングをもっと見る