【スズキ バレーノ】鈴木社長「インドから供給するグローバルモデル」

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左から、スズキの鈴木俊宏社長、駐日インド大使のスジャン・チノイ氏、スズキの鈴木修会長
左から、スズキの鈴木俊宏社長、駐日インド大使のスジャン・チノイ氏、スズキの鈴木修会長 全 2 枚 拡大写真

スズキは3月9日、コンパクトハッチバックの新モデル『バレーノ』を同日から順次発売すると発表した。インド子会社のマルチ・スズキから初めて調達するモデルとなる。

スタイリッシュな外観と質感のある内装を採用、幅広い層をターゲットにし、国内での登録車販売拡大につなげる。エンジンは新開発の1リットル・ターボ(発売は5月)と、自然吸気の1.2リットルを設定。価格はターボが約162万円、1.2リットルが約141万円。年間6000台の販売を計画している。

都内で開いた発表会で鈴木俊宏社長は「『スイフト』の兄貴分となる。インドのマネサール工場から日本や欧州にも供給するグローバルモデルだ」と述べた。スズキは15年に、ハンガリーのマジャール・スズキから『エスクード』など2モデルの輸入も開始している。鈴木社長は「為替変動にも対応し、世界最適生産、最適調達の体制を打ち立てていきたい」と、表明した。

《池原照雄》

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