ヒュンダイ、自動運転車の公道走行試験の認可を取得…韓国初

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新型ヒュンダイ ジェネシス セダン
新型ヒュンダイ ジェネシス セダン 全 3 枚 拡大写真

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は3月7日、韓国の国土交通省から、自動運転車の公道走行試験の認可を取得した、と発表した。

韓国において自動運転車の研究開発のために、実際の交通状況での公道走行が許可されたのは、今回のヒュンダイが初めて。これは、韓国で2月12日、自動運転車の公道走行試験に必要な安全要件を示した「自動車管理法」の改正案が施行されたのを受けての対応。

ヒュンダイは2月12日、韓国の国土交通省に自動運転車の公道走行試験の認可を申請。3月7日、その認可を取得した。

ヒュンダイは、高級車の『ジェネシス』をベースに自動運転のテスト車両を開発。この車両が許可証交付とナンバープレート発行などの手続きを全て終えて、3月7日から公道走行試験を開始した。

韓国の国土交通省のギムヨンソク自動車管理官は、「今回の自動運転車の試験運行許可を契機に、国内の自動運転車の研究に弾みが付くことを期待する。今後の試験運行の経過を見ながら、市街地での試験区間の拡大を含め、自動運転車の技術開発と産業育成のために惜しみない支援を行い、自動運転車を国土交通新成長動力として発展させていく」と述べている。

《森脇稔》

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