IHI、EV・PHV向け非接触給電システムの実証実験を実施…三井ホームのスマートハウス

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三井ホームMIDEASでの実験風景
三井ホームMIDEASでの実験風景 全 4 枚 拡大写真

IHIは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)向け非接触給電システムの実用化に向けてEV・PHV用普通充電器の電力に相当する3.3kWでのEV給電実証実験を三井ホームのスマートハウスMIDEAS(千葉県柏市)で実施する。

EV・PHVは、米国カリフォルニア州のZEV(ゼロエミッション)規制に代表される排出ガス規制強化に伴って2020年には年間100万台以上の需要が予測されている。非接触給電システムは、車外に出てケーブルをつながなくても充電スポットに停車するだけで車両への充電が可能なシステム。EV、PHVの利便性向上を図れる。

IHIでは、三井ホームと2012年2月から戸建住宅でのEV・PHVの非接触給電のあり方について検討を進めてきた。今回の実験は、総務省から高周波利用設備の許可を受けて実施する。実験では、IHIが開発する非接触給電システムを三井ホームMIDEASのHEMS(家庭内エネルギー管理システム)に接続し、周囲住宅・既存機器・電源系との共存について評価するとともに、HEMSとの接続や設置性を検証・評価する。

IHIでは、今回の検証結果を踏まえ2~3年後に非接触給電システムの実用化を目指して開発を進める。

《レスポンス編集部》

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