【ジュネーブモーターショー16】レクサス LC500h、0-100km/h加速は5秒以下

自動車 ニューモデル モーターショー
レクサス LC500h(ジュネーブモーターショー16)
レクサス LC500h(ジュネーブモーターショー16) 全 11 枚 拡大写真

レクサスが3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16でワールドプレミアした『LC500h』。同車に関して、動力性能の一部データが公表された。

LC500hは、1月のデトロイトモーターショー16で発表されたレクサスの新型最上級クーペ、『LC500』のハイブリッド版。レクサスが新開発した「マルチステージハイブリッド」を採用するのが特徴。

ハイブリッドパワートレインは、エンジンが「2GR-FXS」型3.5リットルV型6気筒ガソリン。最大出力300ps/6600rpm、最大トルク35.5kgm/4900rpmを発生する。エンジンとモーターを合わせたシステム全体では、360psのパワーを引き出す。

マルチステージハイブリッドは、2つのモーターを使用したハイブリッドシステムに、有段ギア(4速)の自動変速機構を組み合わせることで、エンジンとモーター両方の出力制御が可能に。エンジンの高回転化と合わせて、低速域ではエンジン使用領域を高回転側に拡大し、低速から力強い駆動力を生み出し、パワフルな走りを実現。加えて、低速域から高速域まで、システム効率の高い動作点を選択し、EV走行領域も拡大。これにより、エモーショナルな走りと燃費性能に優れた快適なクルージング走行を両立させる。

レクサスは、ジュネーブモーターショー16のプレスカンファレンスにおいて、LC500hの動力性能の一部データを公表。「0-100km/h加速は5秒以下。この数字が全てを物語る」、と自信を見せた。

この0-100km/h加速タイムは、レクサスが競合車に想定しているメルセデスベンツ『SL』の「SL400」グレードの4.9秒、BMW『6シリーズクーペ』の「650i」グレードの4.6秒に匹敵する性能。レクサスは、「LC500hのマルチステージハイブリッドは、次世代のパフォーマンスハイブリッドシステム」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る