衝突事故の相手を放置して逃走の男、無免許運転致死で送検

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今年2月、愛媛県東温市内で軽トラックを無免許運転し、バイクと衝突する事故を起こし、相手を死亡させたとして、愛媛県警は7日、同市内に在住する77歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許運転過失致死)などの容疑で送検した。

愛媛県警・松山南署によると、問題の事故は2016年2月18日の午後1時ごろ発生している。東温市北方付近の市道で、交差点を進行していたバイクと軽トラックが出会い頭に衝突。双方の運転者は現場で激しい口論となったが、バイクを運転していた新居浜市内に在住する58歳の男性が意識を失って転倒。男性は近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。事故の衝撃で強打した箇所の血管が詰まったことによって死亡したことが後に判明している。

軽トラックを運転していた男は逃走したが、警察は目撃情報から同市内に在住する77歳の男を道路道路交通法違反(無免許運転)容疑で逮捕。後の調べで相手方の死亡原因が事故に関係したものと判明したことから、容疑を自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許運転過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)に切り替え、送検している。

男は違反累積で約6年前に免許取消処分を受けていた。これまでの聴取で男は「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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