インド新車販売、5%増の29万台以上…8か月連続増 2月

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マルチスズキ アルトK10
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インド自動車工業会は3月10日、インド国内の2月の新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、29万6513台。前年同月比は5%増と、8か月連続で前年実績を上回った。

2月実績をメーカー別で見ると、インド市場で3割を超えるトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが、インド国内で10万8115台を販売。前年同月比は0.2%増と、22か月連続で増加した。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で8万7149台を販売。前年同月比は3.9%減と、2か月連続のマイナス。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』や新発売の『Sクロス』を含めて、2月はセグメント合計で8484台を販売。前年同月比は44.7%増と、10か月連続で増加する。

また、トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が発表した2月のインド国内新車販売台数は、1万1215台(輸出を含む)。前年同月比は15.5%減と、6か月連続で前年実績を下回った。2月実績の1万1215台の内訳は、インド国内販売分が1万0312台。前年同月比は12.6%減と、7か月連続のマイナス。販売の主力は、引き続き『エティオス』。

ホンダのインドにおける四輪車生産販売会社、ホンダカーズインディアリミテッドが公表した2月のインド新車販売台数は、1万3020台(輸出を除く)。前年同月比は23%減と、4か月連続の前年割れ。小型セダンの『シティ』が4880台で、5か月連続の最量販車に。コンパクトカーの『アメイズ』が4069台で、2位に浮上した。新型を投入した『フィット』は3365台で、3位に後退している。

《森脇稔》

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