英国の高級車メーカー、ジャガーカーズが3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16でワールドプレミアしたジャガー『Fタイプ SVR』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
Fタイプ SVRは、ジャガーカーズの新世代スポーツカー、『Fタイプ』の頂点に立つ高性能グレード。すでにFタイプには、「R」が存在するが、このRの上を行くパフォーマンスが追求された。
ジャガー・ランドローバーの高性能車部門、SVOがFタイプ SVRの開発を担当。5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーを、SVOがチューニング。最大出力はFタイプRの550psから、Fタイプ SVRでは575psまで引き上げられる。
また、チタン製のエグゾーストシステムを採用。これは、FタイプRのステンレス製に代わるもので、16kgの軽量化を果たす。エアロダイナミクス性能や冷却性能を向上させる改良も施された。
FタイプSVRには、クーペとコンバーチブルの2ボディが用意されるが、動力性能はクーペの場合、0‐96km/加速3.5秒、最高速322km/h。ジャガー史上、最速のパフォーマンスの一端は、動画共有サイト経由で見ることができる。