「日本郵船氷川丸」が国の重要文化財に指定…海上展示船舶で初

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日本郵船氷川丸
日本郵船氷川丸 全 3 枚 拡大写真

日本郵船は、同社が所有する「日本郵船氷川丸」が、文化審議会文化財分科会の答申を受け、重要文化財の指定を受けることが決定したと発表した。

海上に保存されている船舶が重要文化財に指定されるのは初めて。

「日本郵船氷川丸」は、海外との輸送手段を貨客船が担っていた20世紀前半から中頃にかけて当時主要航路であるシアトル航路に就航、戦時中には病院船、戦後直後には復員船・引揚船として活躍した。1930年の竣工当時としては最新鋭の大型ディーゼル機関を搭載し、アール・デコ様式の美しいデザインが施されている。船内のインテリアは、同様式が日本に直輸入された最初の建築意匠でとなっている。今回の答申では、これらが評価された。

「日本郵船氷川丸」では、4月23日に、竣工86周年記念イベントを開催、重要文化財に指定されることを記念し当日は入館無料とする。

《レスポンス編集部》

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