【ジャパンショップ16】床暖房できる畳を開発、車用シートへの用途拡大も狙う…クレオ工業

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
クレオ工業が開発した床暖房できる畳「ほっと畳」
クレオ工業が開発した床暖房できる畳「ほっと畳」 全 2 枚 拡大写真

店舗総合見本市「ジャパンショップ2016」には、アイデア商品も数多く展示されている。床暖房できる畳「ほっと畳」はその一つといっていいだろう。開発したのは静岡県清水町に本社があるクレオ工業で、コタツのヒーターをつくっている従業員25人の中小企業だ。

「この商品の最大の特徴は、工事をしないで床暖房ができるということです。床などに畳を敷くだけですからね。しかも、この畳は職人がつくった本格的なものです」と同社関係者は説明する。

畳のなかに黒いシート状のものが敷きつめられていて、そこに電気が通ることによって、畳全体が暖かくなるそうだ。しかも、30分ほどで畳は約40度とポカポカの状態になる。実際に座ってみたが、確かに暖かくて心地いい。電気代も1畳当たり、1時間で約6円。

「今年の秋から本格的に販売を開始する予定です。現在、工務店や住宅メーカーに見てもらっているところです」と同社関係者。価格は1畳13万円、2畳18万円だ。

そして、この商品は畳以外にもいろいろなものに応用できる。実際に、ブースには暖房できる壁やカーテンが展示してあった。車用シートにも使用が可能で、「これからさまざまなものに挑戦していく」とのことだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る