トヨタ友山専務「米国では2万台の燃料電池フォークリフトが稼働している」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ 友山茂樹専務役員
トヨタ 友山茂樹専務役員 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の友山茂樹専務役員は3月14日に横浜市で開いた低炭素水素活用の実証プロジェクトの発表会で、今後の燃料電池フォークリフトの普及に期待を表明した。

このプロジェクトは、神奈川県や横浜市などと2016年度後半から18年度末まで取り組むもので、風力発電で得た電力で水素を製造、トヨタの燃料電池フォークリフト計12台を工場や倉庫で使い、コストや事業性などを検討する。

友山専務は「米国ではすでに2万台の燃料電池フォークリフトが稼動しており、(水素のコストなど)経済的にも成り立っている」との事例を紹介。日本でも、燃料電池フォークリフトの利用規模が「1か所で数十台から100台程度にまとまれば事業性がある」と、普及の可能性を展望した。

また、燃料電池フォークリフトの普及は「水素ステーションの増加や水素のコスト低下につながり、燃料電池車普及への波及も期待できる」との見解も示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  2. 「盤石シャシー」に「装甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  3. 125ccスクーターでもここまで違う!? スズキ『バーグマン』とヤマハ『NMAX』を徹底比較
  4. トラックを「岡山デニム」でカスタム!? 1台限りの「BLUE BLOOD」、8月12日から倉敷で展示
  5. 「可愛い!」「割り切りスゴイ」ホンダの新型EV『N-ONE e:』先行発表にSNSに反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る