日産自動車は3月14日、モナコ宮殿に2台の『e-NV200』を納車した、と発表した。
e-NV200は、多目的商用バンの『NV200バネット』をベースに、EVパワートレインを組み合わせたモデル。日本国内では、2014年10月に発売された。
EVパワートレインは、『リーフ』用が基本。モーターは最大出力109ps、最大トルク25.9kgmを発生する。二次電池は、蓄電容量24kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大190km走行できる。
日産は今回、2台のe-NV200を、モナコ宮殿に納車。モナコ宮殿では、環境負荷を減らす取り組みを推進しており、公用車にe-NV200を導入することにつながった。
欧州日産のポール・ウィルコックス会長は、「リーフとe-NV200を発売し、スマートかつグリーンなモビリティの実現に向けて、先頭に立ってきた。欧州全域で電動化への切り替えが進んでいるのは、喜ばしいこと」と述べている。