ランボルギーニでカスタマイズプログラム「アド・ペルソナム」の担当マネージャーを務めるヴィットリオ・ガバ氏は3月15日に都内で会見し、2015年に全世界で同プログラムを利用した車両は全体の40%に達し、過去3年間で28ポイント上昇したことを明らかにした。
アド・ペルソナムは『ウラカン』および『アヴェンタドール』を対象に行っているもので、内外装色を始めシート、ドアパネル、ホイールなどの各種の素材を顧客の好みに応じて自由に選択できるカスタマイズプログラム。
ガバ氏によると「アド・ペルソナムでは外装50色、革に関しては30以上の素材を用意している。また月ごとに特別なコンフィギュレーションを提案してお客様にインスピレーションを与えることもしている」という。
こうした結果、「2013年に専属チームが発足して以来、アド・ペルソナムの利用率が年々上がってきている。15年は生産車両の40%がアド・ペルソナム化された。これは我々がアド・ペルソナムで提供するアイテムが増えただけでなく、お客様の方からのこうして欲しいという要求が高まっていることの表れでもある」とガバ氏は解説する。
またガバ氏は「アド・ペルソナムは様々なアイテムを増やすだけではなく、サービスレベルを上げることでもある」とした上で、「我々のチームはお客様に対してコンサルタント的な役割も果たしている。お客様からリクエストがあると一緒になってコンフィギュレーションを考えるだけでなく、ランボルギーニのブランドとバリューを守るために変なコンフィギュレーションにならないよう配慮している」とも付け加えていた。